こんばんは。

札幌市北区の行政書士 斉藤将巳です。

融資と財務顧問を専門としています!→行政書士 斉藤将巳の詳しいプロフィールはこちらから

事業計画書のノウハウをまとめています→創業融資どっとこむ 札幌のホームページはこちらから

今日は「登記簿謄本の取得~地番と住所」についてお話しします。

初めて不動産の登記簿謄本を取るときに、「地番を書いてください」と言われ、戸惑った経験は誰もがあるのではないでしょうか。

そこで、まず地番と住所の関係についてご説明します。

「地番」とは、土地の番号を表すものです。

これに対して、

「住所」には、市や町などの大きな行政区画では「住居表示」という、いわば郵便物配達のための番号が割り当てられており、地番とは全く違うものになります。

もっとも、地方ではこの住居表示が行われていないことも多く、その場合には地番がそのまま住所として使われています。

つまり

・都市部=住居表示あり→ 住所と地番の両方あり

・郊外部=住居表示なし→ 地番のみ

ということになります。

この前提知識を踏まえて、「登記簿謄本の取得」という今日のテーマに話を戻します。

不動産登記簿を取るとき、地番が分かる場合は、それをそのまま登記簿謄本の申請書に書くだけです。

しかし、地番と住所が異なり、住所しか分からない場合は、そのままでは謄本を取ることができません。

そこで、このような場合には、住所から地番を割り出さなければなりません。

地番を割り出す方法としては、「ゼンリンの住宅地図」を使うのが一番メジャーな方法かなと思います。

ゼンリンの住宅地図には、住所と一緒に地番が書かれており、住所がわかればおおよその地番がわかるようになっています。

ただ、地番が必ずしもピンポイントで書かれているわけではありません。

また、地番が並んでいるような場合もあります。

そのため、どれが正しい地番かわからない場合も少なくありません。

仮に、間違って書いて申請してしまうと印紙代が無駄になってしまいます。

このような場合には、地番と一緒に所有者の氏名を一緒に書いて提出すると、多少地番が間違っていた場合でも、法務局の人がその所有者を頼りにほしい地番の登記簿謄本を取ってくれます。

登記簿謄本を取得する際にご参考になれば幸いです。

融資についてのご相談は【創業融資どっとこむ 札幌】の代表行政書士 斉藤将巳までご連絡ください。

電話

011-557-8176

創業融資どっとこむ 札幌のホームページはこちらから

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。