おはようございます。
札幌市北区の行政書士 斉藤将巳です。
今日は「無担保・無保証の資金調達~少人数私募債①」についてお話しします。
「少人数私募債」とは、主に中小企業が取引先の経営者等に対し、自社で発行した債券(=私募債)を購入してもらい、資金調達をすることをいいます。
社債発行というのを耳にされた方がいらっしゃるかもしれませんが、社債発行は主に大企業が行うもので、少人数私募債は中小企業が行う社債発行のようなものと考えて頂ければわかりやすいかと思います。
発行のメリットとしては
1 担保や保証人が不要。
2 金融機関の融資枠が限度に達していても利用できる。
3 償還期までは通常、年1回の利払いだけで済む。そのため、資金繰りの改善に大きな効果がある。(元本は満期時に一括償還)
などといったものがあります。
他方、デメリットとして
1. 一回の募集は49人までのため、多額の募集がしづらい。
2. 引受先は自分で探す必要がある。
3. 担保や保証がないこと、また、引き受けた私募債を他人に譲渡する場合には、一定の制約があるため購入をためらう人がいる。
などがあります。
「融資の借り入れの枠がこれ以上ない。」等の事情で融資が受けられないという会社さんは、一度ご検討される価値はあると思います。
少人数私募債についてのご相談は【創業融資どっとこむ 札幌】の代表行政書士 斉藤将巳までご連絡ください。
電話
011-557-8176
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。