おはようございます。
札幌市北区の行政書士 斉藤将巳です。
今日は「倉庫業登録とは」についてお話しします。
倉庫業とは、「寄託を受けた物品の倉庫における保管を行う営業」（倉庫業法第２条）のことをいいます。
そして、倉庫業で営業するには、「倉庫業を営もうとする者は、国土交通大臣の行う登録を受けなければならない。」（倉庫業法第３条）となっています。
イメージとしては、他人の物を倉庫で預かって、保管料を頂く仕事と考えればよいでしょう。
ここで気をつけなければならないのは、倉庫を持っている会社等が、すべて倉庫業を営んでいるとは言えないということです。
すなわち、寄託契約にもとづき貨物の保管責任を負うのが倉庫業者であり、単なる保管場所の賃貸借契約では、契約内容として物品の保管責任までは負わないので、倉庫業者にはあたらないのです。
※寄託契約：お客様からお預かりした物品を、倉庫業者の責任で保管や在庫の管理を行う契約
※賃貸借契約：倉庫のスペース「空間」を貸すだけで、物品の保管・管理は行わない
明日は、倉庫業に当たる例についてお話しします。
倉庫業登録についてのご相談は【行政書士将巳事務所】代表行政書士 斉藤将巳までご連絡ください。
電話
０１１－５５７－８１７６
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
