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札幌市北区の行政書士 斉藤将巳です。
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今日は「融資～地積測量図」についてお話しします。
謄本と公図だけではその土地の正確な面積や地形がわからない場合に役に立つのが「地積測量図」です。
この「地積測量図」とは、一つまたはこれに隣接するいくつかの土地について、正確な測量にもとづいて作られた図面のことをいいます。
地積測量図は、公図のような公的な資料としての証明力はありません。
しかし、詳細な土地の面積の出し方（求積方法）や方位などが記載されているため、土地の正確な面積や地形を把握するのに使えます。
この地積測量図は、土地の分筆や合筆をする際には作成が義務付けられています。
ただし、この義務付けがなされたのは昭和30年代後半頃のため、それ以前から動きのない土地については、多くの場合で地積測量図は作られていません。
以上のことから、金融機関から、所有する不動産について状況を聞かれた場合には、登記簿謄本・公図・地積測量図・共同担保目録等を集めた上で、説明すると良いでしょう。
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