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札幌市北区の行政書士 斉藤将巳です。

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今日は「建設業許可~工事経歴書」についてお話しします。

建設業許可を申請する際には、工事経歴書を作成し提出しなければなりません。

この工事経歴書には、申請する事業年度の直前の事業年度(決算が確定している事業年度)における、完成した請負工事を記入していくことになります。

作成するのは、許可申請する業種のみです。

許可申請しようとする業種ごとに、用紙を分けて1業種ずつ記入します。

具体的に言うと、

「とび・土工」「造園」「内装仕上」の許可申請をする場合は、それぞれ用紙を分けて1業種ずつ記入します。

許可を受けようとする業種については、実績がない場合でも作成が必要です。

この場合、「工事実績ございません」と記入してください。

何件記入する必要があるのか、ということですが、

北海道の場合、

①元請工事に係る完成工事について、元請工事の完成工事高合計の7割を超えるところまで記載する

②続けて、残りの元請工事と下請工事に係る完成工事について、全体の完成工事高合計の7割を超えるところまで記載する

ただし、①②において、1000億円または軽微な工事の10件を超える部分について記載はしなくて構いません。

「注文者」及び「工事名」の記入は、個人の氏名が特定されることのないよう注意してください。

具体的には

「注文者:山本はじめ」・「工事名:山本宅内装工事」のような表現は認められません。

「注文者:Y・H」「工事名:Y宅内装工事」と記入してください。

建設業許可についてのご相談は【建設業許可代行センター 札幌】の代表行政書士 斉藤将巳までご連絡ください。

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