こんにちは。

札幌市北区の行政書士 斉藤将巳です。

当ブログのタイトルである「さっぽろ代書屋物語」ですが、これは、数年前に放送されていたドラマ「ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語」から思いついたタイトルです。

ドラマは、多部未華子さん扮する主人公が、「依頼者の思い」と「手紙を受け取る相手の気持ち」を想像し、手紙を代書するという物語です。

この「依頼者の思い」と手紙(書類)を「受け取る相手の気持ち」を想像して書面にするということは、私が行政書士の仕事をする上で非常に大事にしていることなのです。

例えば、お客さんから、新規事業を始めるにあたって融資を受けたいので、銀行に出す事業計画書を作成してほしいという相談があったとします。

このとき、私は、お客様が新規事業を始める動機や青写真について、お客さんの立場になりきった上で想像をめぐらせます。ここで、お客さんの気持ちを十分に想像できなければ、素晴らしいビジネスプランを事業計画書で示すことはできません。

一方、事業計画書を受け取る銀行の気持ちを想像します。銀行は、確実な回収が責務なので、いくらビジネスプランに魅力を感じたとしても、回収予測が出来なければ融資することに躊躇せざるを得ません。そこで、銀行が安心して融資できる裏付け資料は何だろうと想像をめぐらす必要が出てきます。

このように、行政書士の仕事は、ただただエクセルを埋めていく単調な仕事ではないですよという思いを込めてブログ名を決めました。

「さっぽろ代書屋物語」を、今後とも宜しくお願い致します。